「すみませーん、日本の旅行会社の者ですがお部屋見せてくれませんか。」
翌日は旅行客が集うホワイトビーチに沿って歩き、海沿いに建つホテルに飛び込みでお邪魔するノーアポのホテル見学だ。ビーチ沿いには昔からあるホテルなどが立ち並び、浜を歩いて流しながら次々とホテルへ入ってゆけるため、取材もしやすい。もちろん、裏口であるプールや庭側から入るためフロントを探し担当者へと話を通す。
ハワイやグアムなどでもそうだが、いくら業者とはいえノーアポで写真を撮ったり、部屋に入ったりするのは高級ホテルほど難しく、担当者が不在時などは出直すしかない。しかし、このボラカイ島のホテルは飛込みの私達を比較的受け入れてくれ資料をくれるなど協力的だった。
「そろそろ休憩しましょうか?暑くて水もないし・・・」
「ダメだ。日が暮れるから、もう少し歩こう。水はその辺で買ってくれ。」
延々と続く砂浜で直射日光を浴びながらカメラなどを持ち歩く取材は暑くて大変だが、
つぶすように見て回れるこの原始的な方法が情報集にはもってこいだし、ホテルの合間には色々な店もあるため問題はない。
フライデーズの室内
ザ・タイスの施設内
ディスカバリーショアーズの施設内
ボラカイリージェンシーの室内
サーフサイドボラカイリゾートの室内
サーフサイドボラカイリゾートのスパスタッフ
 
「日本人の方ですか?」
ビーチも端の方に近づきホテル取材も終盤を迎えた4時頃、店頭の看板を眺める私達に日本語で声をかけてきた。ボラカイ入島後、始めて会う日本人、「ホワイトブルー(White Blue)のスタッフ方だ。日本人経営のダイビングショップで営業をしてからの歴史もあり、ダイバーたちには心強い店だ。なかでも、名刺をいただいた千鶴さんはこの島の日本人として顔の広そうな人で、話によると昔看護経験もあり、日本人旅行者のために通訳で病院に駆り出されたりしているらしい。
透明の箱に空気が送られ装着することで海中散歩が楽しめるアクティビティを一生懸命説明する姿に、「この仕事とこの島が大好きだ」という雰囲気が伝わってくる。
こちらの素性を話すとダイビングをしたいお客さんじゃなくても、困った日本人旅行者がいたら、私がフォローしてあげるから、こちらを現地の連絡先にしてもらっていいですよと話された。一緒にいたPADIインストラクターの横山さんもうんうんとうなずく。
※ダイビングショップをお探しのお客様には弊社よりご紹介しますので、同社に直接お問い合わせご契約お願いします。
ダイビングショップ「ホワイトブルー」
スタッフの横山さんと千鶴さん
日本語の案内に妙な落ち着きを覚える
 
「夜は何を食べるか?昼間に浜の喫茶店で聞いた地元のディスコにでもいってみるか?
食事もできるって言ってたよね。」
「では、豪華タクシーをつかまえて、頭でもぶつけながら行ってみますか。」
風通し抜群のトライシクルに相乗りし
「ココマンガス(Cocomangas)まで」
行き先を告げた後、暗闇のジャングルを爆音で走りながら、見上げたボラカイ島の星空は妙に明るかった。
ボラカイ島の夕暮れ時
ディスコ ココマンガス
毎夜地元の若者で賑わう
 
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